こんにちは!
今日は、慢性的に腰を曲げると痛い方へ発信したいと思います。
このタイプの方の特徴として、猫背姿勢の方に多く、殿筋・ハムストリングス(もも裏の筋肉)が硬いのが特徴です。
※ストレッチの方法は下へスクロール
猫背の方は首は前方、背中は丸く肩が内巻き、骨盤が後傾します。
すると、身体背面側の筋肉は常に引っ張られている状態になりますね。
また、腰の骨と骨の間には椎間板と言って衝撃を吸収してくれるクッションがありますが、腰を曲げて痛みが出る方はここがポイントになります。水風船をイメージしてみて下さい。
水風船の右側を押すと左が膨らみますね。逆であれば右が膨らみますね。
これが椎間板でも同じことが起きます。身体を前に曲げると、椎間板の前側に圧が掛かり、後ろが膨らみます。骨盤が後傾している事で、この現象が継続的に腰部に加わり、更に曲げようとした時に痛みが誘発されます。
この様な事態が身体の中で起きているので、これらを解消するには骨盤を後傾させてしまっている、殿筋とハムストリングス、そして、それによって引っ張られてしまっている、広背筋ストレッチが効果的です。
と言うことで、それに当てはまる方は下記ストレッチをやってみて下さい。
先ずはハムストリングス(ももうら)ストレッチ
赤パターン
長座位で座り、足首を90度。息を吐きながら膝を曲げずに身体を倒しましょう。
黒パターン
長座位で座り、一方の脚を膝の上に四の字になるように乗せる。そして、息を吐きながら膝を曲げずに身体を倒しましょう。
各30秒×2~3セット
次は臀部・股関節ストレッチ
赤パターン
膝を曲げ仰向けになり、一方の脚を四の字にして反対の脚にのせる。
一方の手を股の間から手を通し、両手で反対のスネを抱え、引き寄せる(20秒~30秒キープ)各2~3セット
黒パターン
膝を曲げ仰向けになり、一方の脚を反対の脚にのせ足を組む。
そのまま左へ倒し20~30秒キープ、その後反対に倒して20~30秒キープ各2~3セット
最後に広背筋ストレッチ
四つん這いになり両手を右斜めに置き、身体をやや左に傾けながら正座するように膝を曲げる。
同様に反対側。各20秒~30秒×2~3セット
無理せずコツコツやってみて下さいね。また、その他お身体のご相談やご予約については、下記LINEよりお友達追加後ご相談いただければ幸いです。