こんにちは。横浜市金沢区 金沢文庫が最寄り駅のてらまえ整骨院院長の小泉です!
今回は、腰痛を訴える方でも、ヒールを履くと腰が痛くなってしまうそんな方へのアドバイスになります!これにはちゃんと理由がありますので、良ければ参考にしてみて下さい。
それでは始めましょう!
先ず、ヒールを履いた状態で身体を横から見た際、骨盤の傾きは前・後どちらに行くと思いますか?
この正解は前になりますが、ここがポイントになります。

骨盤が前傾すると、腰椎は起き上がろうとするので、横から見ると【反り腰】の状態になります。
そして、ヒールを履くことによりつま先立ちのようになる為、足首の可動性に制限がかかります。しかしその状態で歩行するので、今度はもも正面の筋肉をしっかり使うようになります。
ここもポイントになりますが、この筋肉の付け根はどこになるかというと、骨盤正面やや外側の出っ張った骨の内側、下前腸骨棘という場所になります。ももの筋肉を使うと、おのずとそこを引っ張り骨盤を前傾する力が加わります。

するとどうでしょうか?ヒールを履くことにより既に前傾した骨盤でありながら、ももの筋肉の影響で更に前傾する力が加わり、更に【反り腰】を助長してしまいます。加えて言えば、重力は上から下に掛かりますので、腰の骨は反った状態で押しつぶされるような力を受けてしまっている状態になります。

これが『ヒールを履いて、1日過ごした後に腰が痛くなる』原因のポイントになります!
ではどうするべきかをいまからお伝えしていきます!
するべきことは6つです!
・足首
・もも正面・後面
・股関節、臀部
・腰
この部分の筋緊張を下げることで、今回のトラブル(悩み)は回復傾向を示すかと思います。
【足首】
内くるぶしの辺縁部を押さえながら、外回し内回しそれぞれ20回

【もも正面 20秒キープ】

【もも後面 20秒キープ】
お皿の上辺に脚を四の字に置き身体を倒す
四の字が無理な場合は、長座位のままおこなう

【股関節 20秒キープ】

【臀部/写真左側 20秒キープ】
・仰向けになり脚を四の字にする
・両手で足を抱え込み自分の方に寄せる
【股関節/写真右側 20秒キープ】
・右足が上になるように組む
・組んだまま、左に倒す

【腰 20秒キープ】
・仰向けになり一方の手を伸ばす(意識的に)
・腰を捻り、背中から大腿部にかけて伸びるようにする

いかがでしたでしょうか?今回は特定の方へ向けたアドバイスでしたが、もし当てはまるような状態でしたら参考にしていただければ幸いです。また、これ以外の身体のお悩みなどあれば、LINEよりお問い合わせ下さいね。それでは!

