こんにちは。横浜市金沢区 金沢文庫が最寄り駅のてらまえ整骨院の小泉です。
今日はスポーツをしているお子様を持つ方や、シンスプリントになってしまった方へのアドバイスになります。
ただし、痛みを我慢しながらずっと部活動をしている場合、疲労骨折の可能性もありますので、痛みの強い方は整形外科を受診し精査する事を優先して下さい。
それでは始めましょう!
先ずこのシンスプリント(スネの内側中下1/3の痛み)、中学生になってからの春先から6月までに頻発するのが特徴です。日本では4月から新学期が始まり、クラブ活動の運動量(強度)が小学生の頃に比べ多くなり、それに身体が耐えれなくなった時に発生するケースが多いとされています。
発症要因としては、膝から下にある【ヒラメ筋】・【後脛骨筋】という筋肉による、骨の上に張る膜の【骨膜】への牽引ストレスで生じる【骨膜炎】または【付着部炎】が有力とされています。
向き合い方として、そこで起こる炎症を抑え、ヒラメ筋・後脛骨筋の緊張度を下げる共に、柔軟度を回復させることが必要になります。
しかし、シンスプリントを起こしている足の形状は【※回内足】であることが多く、更には足の土踏まず(内側縦アーチ)が少ないケースがほとんどです。
※後ろから見た足の形状になりますが、アキレス腱が内側にカーブすると共に足首も内ひねりになります。
このアライメント異常も並行して補正し、筋力強化もする必要があります。
それでは次に、具体的にどんなことをすると良いのかをお伝えします。
※大前提として、初期の段階で触れないほど痛いときには、安静とアイシングが基本です。
【ヒラメ筋】のストレッチ
1.正座状態から片膝を立てる(痛い方)
2.立てた足に重心をかけながら身体を前に倒してふくらはぎを伸ばし、20~30秒キープする
※カカトが上がらないようにし、立てた膝とつま先の方向がまっすぐ身体の前に向くように意識すると、しっかりヒラメ筋を引き伸ばせます。
【足裏のマッサージ】
【足裏とふくらはぎの筋力強化】
タオルギャザー 20回×3セット
1.タオルをひき足を乗せる
2.足の指の力でタオルをひき寄せる(かかとは浮かない様に)
カーフレイズ
1. 壁などの前に立ち、両足を肩幅程度に開く
2. かかとをゆっくりと上げ、つま先立ちになる
3. 1.2を繰り返す
以上が私からのアドバイスになります。これ以外にも細かいポイントはあるのですが、自宅で出来る対応の仕方として参考にして頂ければ幸いです。
また身体の他の箇所でお悩みなどありましたら、下記予約フォームよりLINEにてお問い合わせいただければと思います。
それでは!