多くは中年~高齢の方で、肩~腕の痛みの訴えがあります。腕や手指の痺れが出ることも多く、痛みの程度は軽いものから強いものまでそれぞれです。
頚椎症は首の骨と骨の間の椎間板(ついかんばん)が変性して狭くなり、それにともなって、首の痛みだけでなく、時には、肩や腕、肩甲骨に痛みが走ることがあります。
また、加齢変化による椎間板の膨隆・骨のとげの形成の変化によって、神経の根元〖神経根〗が圧迫・刺激されたりしても症状が出ます。
特徴として、首を後ろへそらせると痛みが強くなり、上を見ることや、うがいをすることが辛くなります。腕の筋力低下や感覚の障害が生じることも少なくありません。
そこで今回ご紹介するストレッチは、それぞれの痛みの程度でも行えるよう、直接首を伸ばすというものではなく、それにまつわる部分をしっかり伸ばして、首に掛かる負担を減らしましょうというものをご紹介します!
【やり方】
①壁に対して半身に立つ
②一方の腕を伸ばし、壁に小指の外側が付くように置き(手のひらが上)、もう一方の手も壁に添える
③伸ばしている方の腕の肩を壁に近づける
※20秒キープして反対側を行い、各3セット
前胸部から腕にかけてしっかり伸びるかと思います。
【やり方】
左を行う場合
①左腕をやや外側に開き、右手で胸と腕の継ぎ目をしっかり握ります
②握った状態で、大きく後ろに10回まわす
③②が終わったら、前に10回まわす
④反対側を行う
これで全てが網羅できるわけでは無いですが、簡単に出来るやり方の一つです!
分からなかったら、来院した際に遠慮なく聞いてください👂
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