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スポーツ外傷の約3割を占めます!足関節捻挫、回復の目安!

こんにちは。横浜市金沢区寺前・金沢文庫が最寄り駅のてらまえ整骨院の小泉です!
今日は人生の中でも比較的遭遇率の高い【足関節捻挫】についてのアドバイスをしていこうと思います。

それでは始めましょう!

足首の捻挫は、日常的な動作でもふとした時に起こってしまう身近な捻挫です。それ故に、スポーツ外傷の中で最も頻度が高く、中学生以下が約25%、高校生以上でも約30%と年齢を問わず発生するのも特徴的です。

そしてその多くが、足首を内側に捻ってしまい、外側の靭帯が痛んでしまう内反捻挫といわれるものです。また、しっかり復帰までのプロセスを踏まないと、この捻挫の再発率は50〜70%と高く、捻挫を繰り返すことで足関節不安定症になってしまう場合もあります。

 

 

 

 

足が滑ったり、つまづいたり、スポーツで言えばバスケットやバレーなど、ジャンプの着地時に人の足の上に乗って痛めたり、サッカーなどではダッシュからのターンをした際など、いずれも急激な内反(足首が内側に捻られること)が強制された際に、外側にある前距腓靭帯などが損傷します。

内反捻挫は外くるぶし周辺、外反捻挫(足首が外側へ捻られる)の場合は、うちくるぶし周辺に痛みや内出血が出てきます

また、捻挫には損傷の程度が区分分けされていて、下記のようになります。

1度 痛みも腫れも軽く、靱帯の連続性は保たれ、一時的に伸びている程度

2度 靱帯の連続性はあるが、一部が切れている(部分断裂)状態

3度 靱帯の連続性がなく、完全に切れていて(完全断裂)、関節が不安定な状態 

そして、再発率が高い怪我なので、捻挫は癖になるとよく言われています。捻挫を繰り返していると靭帯そのものが緩くなってしまい、足関節の不安定性(支えが利かなくなる)が出てきます。

 

 

 

 

また、重要なこととして、緩くなってしまった靭帯はトレーニングで強化できないので、その代わりに足関節に関係する周囲の筋肉を強化する必要があります。

必要によっては足関節だけでなく、連動して動く膝関節・股関節・体幹といった、全身の筋力を総合的に的に強化して、捻挫をしにくい身体(姿勢)をつくることも重要となってきます。

【初期対応の仕方】
※受傷後3日間は炎症が続く為、PRICE処置が基本‼(入浴不可・シャワーのみ)

 

 

 

 

保護(Protection)、安静(Rest)、冷却(Ice)、圧迫(Compression)、拳上(Elevation)
先ずはしっかり行いましょう

 

 

 

 

【復帰までの目安】

1度の捻挫
(軽い腫れと弱い痛みがあり、内出血も少なく歩ける事が多い)
・約1週間~10日ほどが目安(日常生活動作)
・競技をしている場合は2週後から徐々に参加し、3~
4週間で完全復帰を目指す
・固定は1~2週間サポーター及びテーピング、状態によっては無し

2度の捻挫
(内出血と腫れがあり、痛みはあるものの足を着いて歩ける、もしくは着けない)
約2週~18日ほどが目安(日常生活動作)
・競技をしている場合、2~3週間の固定・リハビリ。4~5週目で復帰を目指す
・競技復帰時には、痛みがなくとも再発防止の為に要サポーター

3度の捻挫
(腫れ、痛み共に強く、足を着いて歩けない)
・約3ヶ月の期間を要する
・常にサポーターをしていないと関節は不安定状態
・競技復帰は3ヶ月以降になる事が多く、状態により変動

それぞれあくまで目安としてですが、ご紹介させていただきました。受傷直後【足が着けない】となれば、迷わず整形外科を受診して下さい。

さて、以上が足関節捻挫についてと、回復の目安になります!参考にして頂ければ幸いです。また何かお身体で悩みがある場合、LINEよりお問い合わせいただければと思います。それでは!

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