てらまえ整骨院・整体院|横浜市金沢区|金沢文庫|身体のゆがみを調整することで症状の改善を目指します

肩関節正面に痛みのある方へ(上腕二頭筋長頭腱炎)

こんにちは。金沢文庫が最寄りの、てらまえ整骨院・整体院の小泉です。
今回は肩関節正面に痛みのある方へのアドバイスになります。

肩関節は、色んな角度に動く自由度の高い関節になるので、肩の痛みは多岐にわたります。
今回はその中でも【上腕二頭筋長頭腱炎】という症状にフォーカスしてみたいと思います。

ケアの仕方は下へスクロール

上腕二頭筋(力こぶの筋肉)は腕を上げたり肘を曲げたりする時に使いますが、その一部(長頭)が肩関節の正面を通過します。そこで繰り返し起こる動きによって摩擦が生じ、炎症がおきて肩関節の正面に痛みが出ます。振りかぶるような動作のある、オーバーハンドスポーツをしている方、トレーニング好きな方、重労働をされる方に比較的多く見られます。

この症状がある方は、一例ですがこんな動きで痛みが出ます。

・肘を90度に曲げ、力こぶに力を入れて更に肘を曲げる動作
・肘を90度に曲げドアノブを外に捻る動作
・肘を伸ばして肩を後ろに引き、手のひらを上向き下向きにする動作

そしてこの症状のある方で、一番やってはいけない事があります。それは

痛い箇所をゴリゴリ揉むこと

痛い所なのでつい手がいってしまいますが、この場所は上腕二頭筋の腱が骨のくぼみにはまり込んでいる所なので、そこをゴリゴリしてしまうと炎症を強めて余計に痛くしてしまいます。絶対にやめましょう!

ではどうしたらいいか。お伝えしていきます!
先ずこの症状は、題名の通り【腱炎】を起こしている状態です。そのメインの筋肉が上腕二頭筋になりますので、これをしっかり緩めることから始めます。そして次に、肩関節正面には胸の筋肉もついてくるので、併せて緩めることをします。また、それに付随する場所のケアをやってみましょう!

【上腕二頭筋ストレッチ】

 

 

 

 

 

① 正面を向いて机に手のひらを置く
② 肘は伸ばしたまま、膝を曲げる
※上腕正面から肩関節正面が伸びる感じがあればOK!
20秒×3セット

【前胸部から母指球までのケア】

 

 

 

 

 

①肩関節正面、鎖骨の下をまんべんなく揉む
②肘を軽く曲げ、力こぶをしっかり揉む
③手首を親指側に曲げた際、肘の膨らむ場所(腕橈骨筋)を揉む
④母指球を揉む
※それぞれ30秒~60秒ほど行います

このセルフケアで緩和傾向がみられる場合、1週間~2週間毎日試みてみて下さい!また、今回の症状、若しくは別な症状でお悩みの場合、気兼ねなくご相談ください。それでは。

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