横浜市金沢区の整骨院です。身体のゆがみを調整することで症状の改善を目指します

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院長のブログ

ん?子供が手を動かさない。思い返せば手を引っ張っちゃった・・・(肘内障について)

おはようございます。

今日・明日と雨模様ですね。

以前書きましたが、毎回水・木雨になります(笑)

 

さて本日は、小さいお子さんがいらっしゃる方は読んでおいていただきたい内容です。

小さいお子さん=小学校に上がるまでの子供と捉えてください。

幼児

 

 

 

 

 

子供の手を引っ張ったらその後、『子供が手を動かさなくなっちゃったんです』っていう経験ありませんか?

無いに越したことはないんですが・・・。

私が整形外科で下積みしている時も、よくいらっしゃった記憶があります。

この症状を医学的には『肘内障(チュウナイショウ)』といい、

この現象が起きる好発年齢は2歳~4歳とされています。

まだまだ体が創られている最中ですので、弱い部分が沢山あります。

 

この症状は結論から言うと『亜脱臼(外れ掛っている)』の状態になっています。

前腕骨

 

 

 

 

 

 

腕には2本骨があり、そのうちの親指側の橈骨(トウコツ)という骨が外れかけます。

上の図は成人の骨の状態ですが、子供はもっと脆弱で骨をつなぐ靭帯もしっかりしていません。(詳細は下で)

それではどんな拍子に起きてしまうのか見てみましょう。

 

ケース1

肘内障発生

 

 

 

最も多い理由になります。

ついつい急いでしまって、手を引っ張りその拍子に発生します。

 

ケース2

イラスト

 

 

 

 

多くは無いですが、じゃれている時にたまたま腕を引っ張ってしまい発生します。

 

ケース3

肘内障禁忌

 

 

 

両手ブランコ。これは結構多いかもしれません。

子供が喜ぶのでついやってしまいますが、発生率も高いです。

 

では次に、子供の肘で何が起きているのかを見てみましょう。↓

肘内障イラスト3

 

この図は右腕の肘をやや曲げ、外側から見ているものになります。

図の左側、斜めになっている骨は腕の骨(上腕骨)

下の出っ張りのある骨は肘の尖ったところで(尺骨)

その上に乗っかるようにしてあるのが今回の重要な骨(橈骨)になります。

 

 

冒頭に、骨をつなぐ靭帯がしっかりしていないと伝えましたね。

そのしっかりしていない靭帯を『輪状靭帯』といいます。

腕を引っ張ったことにより、輪状靭帯から橈骨が外れかかり、亜脱臼の状態になります。

こうなると、本人は動かしたくても動かすことが出来ません。

何もしなければ痛くないので、本人さんは至って普通に過ごしていたります。

しばらくして、ご両親が 『動かさない』 ことに気付き、受診するケースが多いです。

 

私自身の肘内障整復経験から言うと、やはり外れ掛っているので子供なりに痛いです。

大体泣いちゃいます。というか、すでに泣いてることもありますけど・・・。

 

成長するにつれ、骨も靭帯も強くなるので肘内障の現症はなくなりますが、

好発期に1度起きるとどうしても再発しやすくなります。

偶発的に起きてしまうものかもしれませんが、これを読んでくれたお父さんお母さん

気おつけて下さいね!

手はやみくもに引っ張らないようにしてください。

引っ張るなら、肘より上を掴んであげてください。

それでも、もし外れてしまったら、お近くの整形外科・整骨院に受診してくださいね!

 

それでは今回はこれにて!